教材名 | Visual Basicで学ぶプログラミング |
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教材名2 |
教材ID | 233 |
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教材作成者名 | 秋本圭一 |
教材作成日 | 2000-01-06 |
改訂情報 | |
ジャンル名 | 高度教材 |
分野名 | 情報・通信系 |
業種名 | 情報サービス業 |
職務名 | プログラミング作成・開発 |
職務構成名 | ソフトウエア開発 |
区分名 | 教材 |
職業名 | 情報処理技術者 |
【使用教材、資材一覧】
・自作テキスト
・市販テキスト
・パソコン
・ソフトウエア VB5.0/6.0、ワードパッド、エクセル
・フロッピーディスク(フォーマット済み、受講者に配布)
【訓練事前準備項目】
特にないが、受講者のパソコン経験を確認しておいた方がよい。
【訓練項目と訓練経過時間】
1、入門 2時間
2、変数とその使い方 3時間
3、流れ制御文 4時間
4、文字処理 2時間
5、サブルーチンと関数 2時間
6、ファイル入出力 2時間
7、簡単なデータ処理 3時間
8、乱数とグラフ 2時間
9、総合問題 4時間
【指導展開法】
(全般)
・解答は事前に配布しておく。見てもよいとあらかじめ言っておく。
・例題を説明する。
・例題を例にとって、文法を説明する。
・質問の有無を訊き、あれば答える。
・例題および練習問題をやらせる。巡回して、遅い人には個別に指導する。
・以上の繰り返しで、各章単位で進めてゆく。
・以下に章ごとのポイントを示す。進度に合わせて適当に伸縮させればよい。
(1、入門)
・プログラミングとはどのような作業であるかを説明する。
・VBの特徴について説明する。
・授業の目的を説明する。プログラムを学ぶのであって、VBを学ぶのではないこと。
・プログラミング言語には、他にどのようなものがあるかを述べる。
・VBの起動からコントロールの配置、プロセジュアの作り方まで一通りの操作方法を説明する。
・保存の方法を説明する。
・イベント駆動型プログラミングの意味を説明する。
・プロパティの意味を説明する。
・プロセジュアの入力はワープロと全く同じであることを言う。
・型宣言についての考え方を説明する。
(2、変数とその使い方)
・コメントの付け方を説明する。
・表示の方法について説明する。
・演算の順序について説明する。
・マルチステートメントについて説明する。
・変数の命名ルールを説明する。
・数値の指数表示法について説明する。
・数値と文字の違いについて説明する。
(3、関数)
・代表的な関数とその使用例を説明する。
・とくに整数化の方法、剰余の計算法について解説する。
・三角関数でもちいる角度(ラジアン)について解説する。
(4、配列変数)
・1次元配列、2次元配列について説明する。
・配列の宣言法について説明する。
・配列変数を用いた計算の方法を説明する。
(5、For...Next)
・流れ制御文の意味について説明する。
・For...Nextの性質と使い方を説明する。
・代入文の意味について説明する。
・和を求めるプログラムを重点的に解説する。
(6、If...Then...Else)
・分岐の基本パターンを説明する。
・関係演算子について説明する。
・論理演算子について説明する。
・3つ以上の分岐の方法について説明する。
・個数の数え上げの方法について説明する。
(7、文字処理)
・数値と文字の違いについて再度説明する。
・文字の結合方法を説明する。
・文字処理の命令について説明する。
・文字コードについて簡単に説明する。
(8、Do While...)
・Do While...の性質と利用法について説明する。
・入力チェックプログラムを説明する。
・無限ループの作り方と脱出法について説明する。
・技術計算においてもちいられる収束計算を説明したいが、ここでは割愛。
(9、Select Case文)
・基本構文を示し、If文との違い・類似を説明する。
・ここは簡単に済ませる。
(10、サブルーチンと関数)
・サブルーチンと関数の意義・役割について説明する。
・サブルーチンの作り方・使い方について説明する。
・関数の作り方・使い方について説明する。
・参照渡しと値渡しの違いについて説明する。
・配列の受け渡し法について説明する。
・プログラムの構造化について説明する。
(11、ファイルの読み書き)
・ファイルの読み書きの意義・役割について説明する。
・ファイルのオープン・クローズについて説明する。
・CSVについて説明する。
・ディレクトリやパスについて説明する。
・テキスト形式について説明する。
・エクセルのファイルの読み書きについて説明する。
(12、簡単なデータ処理)
・最大値、最小値の求め方について説明する。
・アルゴリズムという言葉とその意味を説明する。
・並べ替えのアルゴリズムを説明する。
・降順、昇順について説明する。
・平均、分散、標準偏差など統計量の意味を説明する。
(13、グラフ)
・スケールの設定方法を説明する。
・グラフの書き方を説明する。
・色の指定方法を説明する。
・曲線の媒介変数表示について簡単に説明する。
(14、乱数)
・乱数の意義について説明する。
・乱数の発生方法と性質を説明する。
・乱数の種について説明する。
・さいころの目のシミュレーション方法を説明する。
(15、総合問題)
・問題を解説する。ヒントを与える。
・受講者にプログラムさせる。
・適当なところでうち切り、解答をしめして解説する。
パソコン指導上の一般的注意
・説明のときは説明、実習のときは実習と、完全に区分すること。
・実習時には「あと何分で次の説明に入ります」などと予告しておくこと。
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