教材名 マイコン制御[インターフェース編]
教材名2
教材ID 33
教材作成者名 友添 信雄; 真崎 澄浩; 川村 健児
教材作成日 1997-04-10
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 電気・電子系
業種名 製造業全般
職務名 設計及び製造
職務構成名 マイコン制御応用
区分名 教材
職業名 専門的・技術的職業すべて
マイコン制御[インターフェース編]指導案


イ.使用機材・資材一覧
液晶ディスプレイ    GMD164C  10台
RS-232cケーブル    DOS/V用     5本
負荷用電子部品各種

ロ.訓練事前準備項目
(1)機器等の設置
(2)機器及びソフトの動作確認
(3)テキストの見直し
(4)テキストの印刷

ハ.訓練項目と訓練経過時間

・能力開発セミナーカリキュラムによる。


ニ.指導展開法

教科の細目 時間 指導のポイント 備考
マイコンシステム開発の歴史と現状 0.5
  • MPUの発展の経緯の中でパソコンへの発展と組込マイコンへの発展の違いを述べる。
  • 組込マイコンの開発環境の進化と現状について述べる。
  • 板書
    開発システムのハードウェアの概要 0.5 ・ICEの役割について述べる。
  • パソコンとICE、ICEとターゲットのインターフェイスについて述べる。
  •  
    開発システムのソフトウェアの概要 1
  • プログラム開発に必要なソフトとデバッキングに必要なソフトと区別して述べる。
  •  
    ターゲットシステムの概要 1
  • ブロック図等を使用して視覚に訴え簡潔に述べる。
  •  
    プログラム入力からヘキサファイル出力までの手順 0.5
  • フローチャート等を使用して順序と派生したファイルがどのような意味合いを持つか解説する。
  •  
    エミュレーション手順 0.5
  • エミュレーションコマンドの役割とその使用法について述べる。
  •  
    操作実習 2
  • 操作ミスによる機器の損傷がないよう十分注意する。
  •  
    アセンブリ言語によるスタートアップルーチンの作成実習 0.5
  • スタートアップルーチンの必要性とメモリへのロケーションを意識させる。
  •  
    C言語によるソース開発実習 5
  • アセンブリ言語と比較して遥かに開発効率のよいことを理解させる。
  • スピードが重要視される箇所ではマシン語に変換したとき冗長となることを理解させる。
  • 必要な箇所にはコメントを付加したり、インデントを合わせたり等、明快なプログラム作成をするよう解説する。
  • 構造的なプログラム作成を心がけることによりあとで手直しやライブラリー化が容易になることを理解させる。
  •  
    コンパイルからヘキサファイル出力までのバッチファイル作成実習 0.5
  • 決まりきった手続きに関してはバッチファイル等を使用して効率化を図り作業しやすい環境を自分で整える必要があることを理解させる。
  •  
    エミュレーション実習 5
  • それぞれのコマンドの特長を生かしたエミュレーションを行い作業の効率化を図る方法を理解させる。
  • 一通りのエミュレーションコマンドを実行させ、一つ一つのコマンドの持つ意味合いを理解させる。
  • エミュレーションは大まかなエミュレーションから、徐々に細部に関して行っていくとゆう一般的なエミュレーション手順を理解させる。
  • ハードウェアに起因したバグとソフトウェアに起因したバグの違いを理解させる。
  •  
    PPIによる入出力プログラミング実習 2
  • 入出力負荷のハードウェアを理解させる。
  • コントロールワードの設定法を理解させる。
  •  
    A/D,D/A変換プログラミング実習 1
  • 入出力方法を理解させる。
  • いろいろな変換手法について解説する。
  •  
    SIO,CTCを使用した通信プログラミング実習 2
  • 通信の必要性を理解させる。
  • 簡単な通信手続きを理解させる。
  • インターフェイスのコマンドワードについて理解させる。
  •  
    PIOを使用した入出力プログラミング実習 1
  • PPIとの手続きの違いを理解させる。
  • 液晶ディスプレイへのデータの渡し方について理解させる。
  •  
    ROM化 1
  • EPROMとEEPROMの違いを理解させる。
  • ROM化の手順について理解させる。
  •  

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