教材ID |
35 |
教材作成者名 |
梶浦 武; 長田 健 |
教材作成日 |
1996-12-01 |
改訂情報 |
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ジャンル名 |
高度教材 |
分野名 |
電気・電子系 |
業種名 |
電気機器制御設計管理者 |
職務名 |
管理運営 |
職務構成名 |
プログラム制作、工程設計 |
区分名 |
教材 |
職業名 |
機械技術者 |
【 使用教材、資材一覧 】
・テキスト 自作テキスト
- 表題 「SFCによるPC制御」
- 著者 梶浦 武(福島職業能力開発促進センター)
- 長田 健(国立職業リハビリテーションセンター)
- 市販テキスト
- 表題 新・よくわかるシーケンサ ステップラダー編
- 著者 三菱電機株式会社
・使用機材
- シーケンサ、パソコン、プログラミングソフト、FAモデル
・線材、Y端子等の消耗品及びフロッピーディスク1枚
【 訓練事前準備項目】
-
- 1. 配布したテキストを受講生分用意する。また、必要と考えられるのであれば、以下の書籍を受講生分用意する。
- ・NEW FA MODEL USER'S MANUAL」 昭和電業社
【 訓練項目と訓練経過時間 】
第1日 |
午前 |
リレーラダーによるプログラムの講義と実習 |
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午後 |
SFCの概念の講義 |
第2日 |
午前 |
シーケンサへのプログラム入力とプログラミングソフトの使用方法の講
義 |
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午後 |
直列実行のプログラムの講義と実習 |
第3日 |
午前 |
並進分岐のプログラムの講義と実習 |
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午後 |
選択分岐のプログラムの講義と実習 |
第4日 |
午前 |
選択分岐のプログラムの講義と実習 |
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午後 |
午後 FAモデルのプログラム設計 |
【 指導展開法 】
- 【1日目】
-
9:20 |
セミナーの概要説明
このセミナーで使用する資料等を渡した上で、全般的な説明を行い、何を習得す るのか、どのような日程で行うのか、といった説明を行う。
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-
9:30 |
シーケンサの構成の説明
すでにシーケンサについての知識のある受講生対象のため、詳しくは割愛するが、
安全面の注意点などを主体とした説明を行う。
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9:45 |
簡単なリレーラダー回路の作成
シーケンサ本体やスイッチ等の機器に問題がないか確認するため、口頭で説明して、単純な自己保持回路やタイマー回路の作成を実習する。
また、このとき、受講生のシーケンサのプログラミングに関する知識を把握し、今後のセミナーの速度調整や実習課題の変更などの参考にする。 |
-
10:40 |
演習問題の作成と解答
リレーラダーのみを使う回路として、信号機の回路の作成を行う。
このプログラムの内容は、各受講生の知識にあわせて時間内に各自が完成するよ
うに回路の内容をそれぞれ変更する。 |
-
13:05 |
SFCの概念
OHPを用いて、午前中に作成したリレーラダーの回路とステップラダーの回路
の違いを説明する。 |
-
14:40 |
簡単な直列実行の回路の作成
例題1のプログラミングを行う。この際、セミナーの内容を簡潔にするため、初
期処理を簡単なものにすることを説明する。また、その他の処理処理の例やそれ
らの用途を説明する |
-
-
- 【2日目】
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9:20 |
パソコンによる回路の作成
パソコンのソフトによるプログラミングを行うための準備をする。RS232C等に
つ いての簡単な説明をした後、経験のない受講生のために適当なプログラムを作成
し、入力に慣れてもらう。慣れたら、第1日で作成し例題1のプログラムをシーケンサから転送させ、通信ができるか確認する。
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-
10:40 |
直列実行の回路の作成
例題2の作成を行う。 |
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13:05 |
例題2の解答
受講生1人1人回路が異なるので、それぞれのプログラムについての解説を行う。この解説を通じて、作業をステートに分けることの意味やその適切な分けかたを説明する。 |
14:00 |
少し早いが休憩。回路を作成できなかった受講生に個別に指導する。 |
14:40 |
並進分岐の解説
並進分岐についての解説を行う。 |
15:00 |
例題3の回路の作成
例題3のプログラミングを行う。時間的に区切りをつけるため、SFC図のみ作成するまでで終わるようにする。 |
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- 【3日目】
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9:20 |
例題3の回路の作成
第2日目に続き、例題3のプログラミングを行う。
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11:00 |
例題3の解答。
受講生1人1人回路が異なるので、それぞれのプログラムについての解説を行う。
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13:05 |
選択分岐の解説
選択分岐についての解説を行う。 |
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15:40 |
第3日目終了
回路を作成できなかった受講生は、居残って作成を続けるか、自宅で作成してくるかして時間調整を行う。 |
- 【4日目】
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9:20 |
例題4の回路の作成
第2日目に続き、例題4のプログラミングを行う。
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10:00 |
例題4の解答
受講生1人1人回路が異なるので、それぞれのプログラムについての解説を行う。
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11:00 |
FAモデルとの接続
シーケンサの入出力接点とFAモデルを接続し、適当なプログラムを作成して動作確認をする。 |
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13:05 |
自由課題の作成
受講生各自の習熟度にあわせ、FAモデルを動かすプログラムを各自設計し、作成する。 |
15:00 |
自由課題の評価とプリントアウト
各自が作成したプログラムをプリントアウトし、自由課題のプログラムについて、復習をかねて評価検討する。 |
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