教材名 | Windows NT Workstationによるシステム構築・運用管理 |
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教材名2 |
教材ID | 36 |
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教材作成者名 | 平島 隆洋; 山下 明博 |
教材作成日 | 1997-09-26 |
改訂情報 | |
ジャンル名 | 高度教材 |
分野名 | 情報・通信系 |
業種名 | 情報サービス業 |
職務名 | システムエンジニアリング、ネットワークエンジニアリング、プロジェクトマネージメント、システム運用管理 |
職務構成名 | 情報システムの運用・管理 |
区分名 | 教材 |
職業名 | システムエンジニア |
【訓練コース】
【実施施設】
【実施年月日】
【訓練時間】
【定 員】
【受講者数】
【修了者数】
【受講者アンケート】 時間の都合で、今回は終了時のアンケート調査を行わなかった。関連コースとして、本年度9月21日から開講するリーダー養成コースにおいてアンケート調査を行う。 なお、セミナー実施時に直接聞いた受講者の要望およびその要望に対する担当者の回答について以下に示す。 (要望1)PCが古いため動作速度が遅い。 (回 答)機器設置基準および予算的な面から、現状では新しいPCを購入することが困難である。次年度は、現有のPCをメモリの増設などで拡張する予定である。 (要望2)機器がバラバラなのでセミナーの進度にムラがある(機器がバラバラであることに関してはさまざまな機器設定を学ぶことができてよいが、そのために進み具合もバラバラになることはいただけない)。 (回 答)他のセミナーとのかね合いから今回はこのような機器構成になった。今後は、できる限り同一スペックのPCで統一できるよう心がける。 (要望3)土曜日・日曜日がセミナーの場合、休む日がないので非常に疲れる(事実上、会社では変形勤務がとれない)。週1回のペースにしてもらえないだろうか。 (回 答)今後は、土曜日または日曜日のどちらかで、週1回のペースで開講していく予定である。ただし、他のセミナーとのかね合いから、今回のような日程になる場合も多分にある。 (要望4)セミナーで習ったことを、実際に自宅や会社でやったとき、うまく動かない場合が多くある。特に、業務で必要な場合は困り果ててしまう。随時質問を受け付けてもらえないだろうか。 (回 答)できる限り質問は受け付けている。電子メールやFAXで質問を頂けると幸いである。ただし、ハードウェア固有の設定など、こちらでなかなか確認できない問題に関しては、即答できないもしくは回答できないことの方が多いと思うのでご了承願いたい。 【講師所見】 1.開講に至る経緯 前年度のWindows 95関連およびネットワーク関連のセミナー受講者からのニーズ、特に団体方式における受講者のニーズから開講に至った。本短大では、はじめてのWindows NT関連のセミナーとなることから、その導入編としてWorkstation版を用いたネットワーク構築およびネットワーク運用管理を計画した。 2.開講時の状況 計画時には、前年度のWindows95関連のセミナー受講者が大半を占めるのではと予想していたが、実際には、福山でも指折りのソフトウェアメーカーから受講希望が多数あがってきた。 前年度のニーズ調査から定員を10名としていたが、12名までの受講を認めることとした。これは、他のセミナーとの重複を回避することができるコンピュータの台数に起因する。なお、開講時までに開発援助課にあがってきた受講の問い合わせ件数は16件であり、このことから本年度のリーダー養成コースとして、新たに60時間の教育者・システム管理者向けのコース(NTネットワークシステム -システム管理者 編-、平成9年9月21日より開始)を設定することとした。 3.実施時の状況 受講者のレベルが予想していたものよりも高かったため(受講者の半数以上がWindows95は勿論、UNIXも十分理解している)、2日目以降の計画を急遽変更した。当初は、導入編ということから、NTを用いてネットワークが構築でき、そのときに必要となるユーザー管理およびセキュリティに関する知識を中心にセミナーを展開しようと考えていたが、このような知識はUNIXですでに修得していることから、以下の点を中心にセミナーを展開した。 ・基幹業務にNTを利用する場合、セキュリティの問題を含め、UNIXの代替えとなりうるのか。 ・実際にNTを導入している企業では、どのような形態でユーザーやファイルを管理しているのか。また、理想的な管理形態とはどのようなものであるのか。 これらについて、できる限り企業での実例を紹介しながら実習をすすめた。また、受講者の所属する企業での状況もききながら、その改善点について考察した。ただし、企業秘密に関する部分もあるので、この点に関してはセミナー終了後のアフターフォローとした。 4.終了後の状況 先に述べたように、企業秘密に関する部分については、セミナー終了後に電子メールおよびFAXを通じて個別に対応する形態とした。なお、本短大が有していないハードウェアの設定やソフトウェアの動作確認などに関しては、担当講師を中心に近隣の大学に出向き、その情報収集の結果をもとに対応した。 なお、本セミナーは思った以上に好評であり、受講者から、NT Serverを用いたイントラネットの構築法、サーバーアプリケーションの活用法やNetWareとの接続などについてのセミナーを今後開講していただきたいとの依頼を受けている。それを受けて、2.で述べたように、本年度9月21日よりリーダー養成コースとして新規セミナーを展開するに至っている。 |
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