教材ID |
4 |
教材作成者名 |
塚田 一郎; 石垣 雄次郎; 遠藤 彰; 鈴木 良之; 多喜 敏夫; 中野 亜求了; 相澤 範幸; 三浦志樹; 若松 巧; 熊谷 英樹; 近藤 拓 |
教材作成日 |
1997-01-24 |
改訂情報 |
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ジャンル名 |
高度教材 |
分野名 |
機械系 |
業種名 |
金属加工機械製造業 |
職務名 |
自動化技術 |
職務構成名 |
制御技術の展開 |
区分名 |
教材 |
職業名 |
機械技術者 |
イ.使用機材・資材一覧
- 「・訓練実施場所と設備機器」のロ.設備機器一覧表の使用した機器、ニ.器工具、ホ.ソフトウェアツール一覧表を参照
ロ.訓練事前準備項目
- 1.テキスト
- a.実技関連説明書(実技課題)作成
- b.サブテキスト技術解説用テキスト(メカトロニクス技術システム取り扱い説明書)
- c.FD1枚
- 2.受講者名簿
- 3.アンケート
- 4.コース名を実習室前入り口に掲示
- 5.発表会撮影用ビデオ、テープ、カメラ、フィルム
- 6.発表会への呼び掛け
- 7.最終課題をセミナーを行う前に組んでおいて、デモンストレーションができるようにしておく
ハ.訓練項目と訓練経過時間
- 【1日目】
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9:00 |
はじめに
・挨拶
・自己紹介
・受講生への注意点
たばこ・飲食・休憩時間等について
・テキスト、教材の確認
・コース内容、日程の説明
初日~2日目:メカトロニクスの概念、ステーション単位でのシステム構築
3日目~最終日:同期移送方式でのシステム構築
・受講レベルの確認
パソコン・PC取扱い経験、メカトロニクス構成要素の基本的知識がある
か聞いてみる。
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-
9:30 |
メカトロニクスの概念
・生産システムについて
自動化ユニットの基本構成
工程分割と同期移送
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10:00 |
・メカトロニクスの基本構成要素
今回使用する機器・機構について動作を見せながら説明する。
最終課題を動作させてみて、どのような動きをするのかを把握させる。
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11:05 |
ステーション単位でのシステム構築
・実技関連説明書「自動化技術ロータリ・インデックス型同期移送システム(仕分け搬送システム)」単独運転配布。 |
11:07 |
制御仕様の決定
・工程を3つに分割して班分けを行う。
・シーケンス・ステップ・チャートを基に、制御仕様を班の中で話し合ってもらう。 |
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13:00 |
入出力信号の確認
・コントローラやインターフェースボックスなどの使い方の説明。
・メカトロニクス技術実習システム取り扱い説明書参照。 |
13:15 |
接続
・最初に鉄板を敷くのを忘れないこと。
・PCと接続するコントローラやI/Oボックスなどの入出力点数がそれぞれ8点若しくは13点しかなく、1台のPCに対してあまり機器を接続することができないのでどのステーションにどのコントローラやI/Oボックスが適当かよく検討させる。
・非常停止SW(X17)や一時停止SW(X13)はどのPCからもONにな
るようにすること。動作検証の時は単独運転でもどのPCからでも非常停止、一時停止が作用するので注意する。
・配線はピンワイヤケーブルにて行うが、長く配線する部分については連結させ
る。その際、鉄板の上に連結したピンが短絡されていたりすると、機器に関係
なく入力信号が誤って入る可能性があるので注意する。 |
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14:50 |
プログラミング(考え方の提示)
・ソレノイドバルブが全てシングルソレノイド・スプリングリターン方式になっているので、非常停止や一時停止をさせるときにはその機構も考えプログラムを考えさせる。
・まず、ステップチャート順にただ動くプログラムから作っていく。それができれば1サイクル後停止付き、その後非常停止付き、最後に一時停止付きの回路を考えさせる。
・一括リセット型シフトレジスタの文法でプログラムを作っていくと第3者にもわかりやすい。 |
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- 【2 日目】
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10:50 |
動作検証及び調整
・プログラムのできた者からRS-232C切換器にて自分のプログラムを転送
して動作を確認させる。その際、センサやモータのスピードなどの調整も行わ
せる。
・1サイクル後停止付き、非常停止付き、一時停止付き回路についても考えさせ
る。一時停止付き回路については、ソレノイドバルブがシングルソレノイドの
ため、ワークの吸着までOFFにならないように注意する。 |
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14:50 |
プログラム例配布と説明
・保守性の良いプログラムを作ることを心掛ける。 |
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- 【3 日目】
9:00 |
同期移送方式でのシステム構築
・実技関連説明書「自動化技術ロータリ・インデックス型同期移送システム(仕分け搬送システム)」総合課題配布。
制御仕様の決定
・シーケンス・ステップ・チャートを基に、制御仕様を班の中で話し合ってもらう。
・原点復帰完了信号、スタート指令信号、動作完了信号のタイミングに注意する。
・全体での動作フローをよく理解させ、意思の疎通を図っておく。 |
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10:50 |
ステーション間の信号の確認
・I/O割付けを確認させる。 |
11:00 |
接続
・PCの本体や強制セット・リセットなどでステーション間の連絡がうまく取れているか確認させる。 |
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13:00 |
プログラミング
・まず、とりあえずステップチャート順にただ動くプログラムから作っていく。それができれば1サイクル後停止付き、その後非常停止付き、最後に一時停止付きの回路を考えさせる。 |
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- 【4 日目】
9:00 |
動作検証及び調整
・プログラムのできた者からRS-232C切換器にて自分のプログラムを転送
して動作を確認させる。その際、センサやモータのスピードなどの調整も行わせる。
・1サイクル後停止付き、非常停止付き、一時停止付き回路についても考えさせ
る。一時停止付き回路については、ソレノイドバルブがシングルソレノイドの
ため、ワークの吸着までOFFにならないように注意する。 |
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14:50 |
プログラム例配布と説明
・保守性の良いプログラムを作ることを心掛ける。 |
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- 【5 日目】
9:00 |
安全性・生産性向上のための検討
・動作で危険性があればどう対処すればよいか提案させる。
・どのタイミングで各ステーションを動作させるといちばん生産性が上がるか考
えさせる。
・機構的に動きに不自然な要因・無駄な箇所などがあれば、どう改善したら良い
か提案させる。
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10:50 |
発表資料作成及び発表会準備
・表題、制御仕様、システム構成例及び事例、I/O割付け、シーケンス・ステ
ップ・チャート、プログラムの作成及び製本
・役割分担
司会、説明順、内容の割振り等
・会場の清掃、片付け |
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15:00 |
発表及び評価
・団体・会社の紹介
・コース開発の背景
・システムの説明
・デモンストレーション
・改善点・感想
・質疑応答の受付け
・講師所見 |
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