教材名 三次元測定技術2(スキャニング編)
教材名2
教材ID 54
教材作成者名 伊藤 秀夫
教材作成日 1997-03-01
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 機械系
業種名 金型製造業
職務名 機械加工
職務構成名 マシニングセンタ作業従事者
区分名 教材
職業名 機械技術者
3.三次元測定機(スキャンニング編)指導案


イ.使用機材・資材一覧

1.機材
1.の設備機器一覧表参照

2.資材
サイコウッド 100×70×50 テストカット用
アルミニウム     〃

ロ.訓練事前準備項目

1. 測定用ワーク
ミツトヨ製立体テストピースおよびヘッドホン金型モデル(サイコウッド製)
2.テキスト
a.三次元座標測定技術(Ⅱ)自作テキストの作成
b.測定結果記入シート

3.受講者名簿
3.アンケート
4.コース名を測定室前入り口に掲示
5.測定ワークを三次元測定機にセットし、自動測定のデモンストレーションが
 出来るようにしておく。


ハ.訓練項目と訓練経過時間

【1日目】

9:15~はじめに

・挨拶
・受講生への注意点
 たばこ・飲食・休憩時間等について
・テキスト、教材の確認
・コース内容、日程の説明,会社での仕事の内容について聞く

9:45~

・三次元測定に関する基礎知識について確認する
・三次元測定機および周辺機器の取り扱いについて説明する

10:30~10:40  休憩

10:40~

・テストピースを用いて代表を選び二次元の測定をしてもらう
・ならい測定用モデルとしての形状の制限について
・ならい測定のデモンストレーション

12:00~13:00 昼

13:00~

・ならい測定用プログラムの解説
・通信ファイル、リンクファイル等のテキストファイル意味を説明し、
 それぞれのファイルを作成させる

15:00~15:10  休憩

15:10 ~16:00

・ラーンモードデ測定プログラムを作成させる
・疑問や不明がないかどうか確認し、有れば対応をする

【2日目】

 9:15~

・ハードディスク内のファィル操作(MS-DOS)
 およびエディタの操作について説明する

10:30~10:40  休憩

10:40~

・トランスパックによる測定データからNCデータへの変換方法を
 説明するフォーマットの設定、ヘッダーの設定、転送条件の設定、
 ソートの設定
・測定データをNCデータに変換させる

12:00~13:00 昼

13:00~

・プログラミング装置ファナックPHの取り扱い法について説明する
・NCデータをプログラミング装置PHに転送する手順
 について説明する
・NCデータをプログラミング装置PHに転送させる

15:00~15:10  休憩

15:10 ~16:00

・プログラミング装置によるNCデータの編集
 およびチェックをさせる
・疑問や不明がないかどうか確認し、有れば対応をする

【3日目】

9:15~

・NCサテライトファシットN1060の取り扱い方法
 および通信パラメータの設定方法を説明する
・プログラミング装置PHからNCサテライトへ
 NCデータの転送

10:30~10:40  休憩

10:40~

・マシニングセンタの操作方法について
 説明し理解度を確認する
・工具およびワークの取付について説明する
・カスタムマクロを用いた自動心出し、工具長測定および
 工具長の登録の仕方を説明する

12:00~13:00 昼

13:00~

・スケーリングほか各種パラメータの設定について説明する
・ファシットN1060の接続法、CAD回線による
 DNC運転加工法について説明する

15:00~15:10  休憩

15:10~16:00

・サイコウッドを使用し、テストカットをさせる
・疑問や不明がないかどうか確認し、有れば対応をする

【4日目】

9:15~

・アルミニウム材を用い仕上げ加工をさせる
・結果について評価をさせる

12:00~13:00 昼

13:00~

・加工精度および測定精度向上のために
・幾何精度について
・補正プローブ径およびオフセットについて

15:00~15:10  休憩

15:10~16:00  まとめ アンケート

・疑問や不明がないかどうか確認し、有れば対応をする
・講師所見

終了

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