0.5H |
はじめに
セミナーの概要説明
セミナーの全般的説明(アウトライン)を行い作業目的の周知
講習で扱う内容はあくまでも事例の1つであり、仮想的な内容なので、考え方は適用できてもそのまま実施するにはクリアする問題があることを補足してください。(実際にユーザーが必要とするモデルは千差万別でしょうから。)
|
|
Windows NTについて
説明の必要は無いかもしれませんが、何故NTで作業するのかの概略の説明。
エンドユーザーになじんだ操作体系とか標準でネットワークをサポート云々。(適当に考えてお願いします。)
|
|
設定資料の配布《この部分については担当講師で資料を用意して下さい》
使用環境に合わせた注意事項や、受講者毎にあらかじめ用意したIPアドレス、ホスト名、ドメイン名、メールアドレス、ユーザー名の資料を配布し、TCP/IPネットワークについて基本的な説明を行います。
(本文で説明のない補足資料も併せて配布して下さい。この辺が重要だったりします。)
|
3H |
作業の前準備
環境変数やローカルユーザーアカウントの作成。
作業においてユーザーやグループの考え方とアクセス権について説明(補足)を加えて下さい。
|
|
ネットワークの設定
HOSTSファイルによる名前解決
事前配布の資料を元にHOSTSファイルを作成し、PINGを使い受講者どうしでホスト名、IPアドレスの確認。
ワークグループとドメインの違いについても補足を加えて下さい。必要ならばLMHOSTSファイルについても説明し、動作確認を行って下さい。イントラネットなど小規模LANでの名前解決はHOSTSファイルで対応可能な事を作業者が確認できればOKです。
|
|
サイトの計画《この部分については担当講師で資料を用意して下さい》
Webサービスを開始する場合の事前計画。
何をどのように提供するかをあらかじめ決めておく方が作業はやりやすくなります。インストール後はディレクトリの構成やイントラネットで何を行うか等の説明を行い補足して下さい。
|
3H |
Webサービスのインストール
CD-ROMやネットワーク経由で必要なサービスをインストールします。
(Gopherについては組み込みの必要なし。)
プロトコルやサービスをインストールし、ブラウザを設定後、動作を確認。
http://localhost/ ,http://host-name/, http://another-host/でサンプルページの表示を確認。
インストール後、オンラインマニュアルを表示し、何かあったら先ずここを確認するように指導して下さい。
|
|
エイリアスの設定
サイト計画にもとづいてエイリアスを設定し、動作を確認します。
ユーザーページを作成し、確認してください。
またUNCでのエイリアスも登録し、他の作業者のネットワークリソースを自己のサービス上に配置可能なことも確認できれば、分散型システムのイメージがつかめ、なおGoodです。
設定プロパティでポートが出てくるのでWell-knownポートの説明を加えてください。WinNTでは%Systemroot%エsystem32エdriversエetcエServicesファイルで確認できます。
|
|
Webサービスまとめ
Webページ作成ツールほか、まとめ
社内ネットならユーザーが慣れ親んだワープロなどのHTMLコンバート機能でコンテンツの作成が出来ることを補足してください。
内容の充実とユーザーの意見の集約が必要なことを強調してください。
|
|
FTPサービス
FTPについてはファイル形式を選ばない汎用性に優れたファイルの送受信システムであることを説明してください。
教材ではFTPコマンドについて説明を行っていないので、講師が用意し、コマンドプロンプトおよび、ブラウザでのFTP作業を行ってください。
実際に後の作業で使うソフトやアプリケーションで作成したデータを講師用サーバーに配置し、ダウンロードすると良いかもしれません。
|
4H |
e-mailサービス
《この部分についてはメールの配信の仕組みやサーバーどうしのメール交換の説明が足りないので担当講師で資料を用意して下さい》
e-mail環境の構築(ソフトの組み込み)
電子メールの機能とメリットを説明し、e-mailサービスを使った連絡体制やMLの話題を扱えばOKです。
但し、完全に社内のみのe-mailならばWin95標準のExchangeを使いWindows MessagingのPOSTをNT上で管理すれば良いことも補足してください。メールサーバーの設定はシングルドメイン、サブドメイン等、ドメイン構成によりSMTPゲートウェイを指定する必要が出てきます。この場合作業形態に合わせた指定を行うように注意してください。複数のメールサーバーでのメール転送が確認できるような構成にして、作業をしてもらうと電子メール配信動作のイメージがつかめると思います。
|
|
メールの動作確認
Internet Mailを使い、IMS設定の動作確認
MUAを使ってSMTP送信、POP受信、エラーメールの動作を確認してください。ドメインの設定によってMUAのアドレスやサーバーの指定法が異なるので、作業環境に合わせた設定を行うように指導してください。
各自の設定がうまくいったら、受講者どうしでメールのやり取りを行う作業も実施してください。
|
|
メーリングリスト
リストを設定しMLの機能を確認
MLを設定し、MLによるグループディスカッションについて説明を行ってください。IMSのMLはReply to:に欠点があるので教材で紹介した対策ツールを入手し対策法の確認を行い動作をチェックすると良いかもしれません。(作業者個別にはレジストリの設定等で時間がかかることが予測されますし、間違えてシステムを不安定にする可能性もあるので担当講師のコンピュータ上のIMSには対策を施し、動作の確認を行う方が良いかもしれません。)
|
|
フォワードとオートリプライ
メールサーバーのフォワードとオートリプライ機能の確認。
どういうときに使うものなのかのイメージがつかめればOKです。
その他の部分でも構いませんが、メール設定時に文字コードS-JIS,JIS,EUCの補足をしてください。
|
|
メールサービスまとめ
|
3H |
DNSの設定《この部分については担当講師で資料を用意して下さい》
DNSによる名前解決の仕組みと設定
WSで作業する場合BIND-NTを使ってDNSをセットします。教材ではプライマリDNSの設定についてのみ扱っています。複数の作業者でDNSの作業を行う時は、グループの中でのプライマリ、セカンダリを設定し、ゾーンファイルの転送を確認すると良いかもしれません。セカンダリの設定についての資料を別途用意してください。その場合、講師用のコンピュータは全てのプライマリサーバーとし、グループにセカンダリの委任を行うように設定してください。
NT-ServerのDNSについては、WSでの作業の場合、簡単に補足を行ってください。
|
|
DNSまとめ
|
2H |
検索ページの設定《この部分については担当講師で資料を用意して下さい》
サイト内検索ページの組み込み
Index Serverを使いサーチエンジンを使える環境の構築。
社内のみで使う場合は標準の検索クエリーの加工で十分です。この部分については説明が十分ではありません。idcやhtxファイルについては担当講師でサンプルを用意し作業を行ってください。オンラインドキュメントやサンプルファイル(htm, idc, htxファイルの中にコメント付きで説明があります。)の内容を確認し、担当講師で対応してください。
データベースと連携したシステムの構築が欠かせなくなりつつあるようです。その辺りの補足もしてください。AccessやExcelを使いODBC経由でのWebサービスとの連携やクエリーによる上記ソフトのデータの取り出し、書込みも可能ですし、動くところまでは確認しています。(ただし、教材としてまとめるまでには至っていませんのでIndex Serverと絡め、.idc .htxの設定時にそのあたりの話を補足してください。)
|
1.5H |
社内コミュニケーションシステム(ビデオ会議)
この部分についてはServerでの作業となります。活用事例としての話ができればOKです。(デモ的内容で考えてください。)
使用ソフトはインストールが簡単で、社内で使うには便利そうなので、イントラネットネタ用に教材に加えました。
カメラが無くてもホワイトボードやアプリケーションの共有によるグループワークのイメージがつかめればOKでしょう。
(WSでも動きますが、ライセンスに抵触する可能性があります。ライセンスについては詳しく確認していません。)
|
1H |
その他
補足事項や活用事例、全体を通じてのまとめ、統括をお願いします。
|