教材名 仮設工事計画（山留め・乗り入れ構台）
教材名２
教材ID 7
教材作成者名 平野 彰彦
教材作成日 1997-03-11
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 居住系
業種名 総合建設業
職務名 施工計画
職務構成名 各種施工計画応用
区分名 教材
職業名 建築技術者
 
　■データシート
 
【記入者】
平野彰彦，所属：高度職業能力開発促進センター

【教材のねらい】

建築工事の現場技術者は、山留め工事を経験する機会が少ない。また、土という 解明が困難な対象を相手にすることで苦手意識があり、経験豊富で充分な知識を持 った技術者に委ねてしまう。しかし、本来工事管理を担当する者は、工事計画を立 てる能力が必要であり、少なくとも与えられた工事計画を十分に理解し工事を進行 する技能を備えていなければならない。現場経験の少ない技術者が小規模な地下工事の山留め計画に直面した際に、前向きに対処できるような技術が習得できる。

【内容】

１．地下工事の概要
山留め工事の目的 
施工計画の進め方 
工事内容の確認：調査 
山留め壁の選定：特徴
２．法付け山留め壁工法 
斜面の安定 
土の破壊
３．自立山留め工法
安全率・自立する場合：テーラーの図表 
・側圧が生じる：ランキン－レザール土圧式
４．水平切り梁工法
イ．基本計画 
下図 
自立山留め 
切り梁配置 
方杖・火打ち 
切り梁座屈 
ロ．水平切り梁工法の強度検討 
側圧分布 
学会規準 
応力算定 
根入れの検討 
親杭の割付 
腹起こし 
切り梁 
支柱 
ボイリング
５．乗り入れ構台
基本計画 
強度計算 
詳細計画
６．その他計画等 
計測計画 
排水計画 

【作者名】

平野彰彦，所属：高度職業能力開発促進センター 

【教材作成年月日】

平成９年３月１１日

【セミナー時間数】

12時間

【体系図での位置】

業種名：総合建設業
職　務：施工計画 職務構成名：各種施工計画応用 

【レベル表示】

専門２

【セミナー対象者】

建設及び土木関係の仮設工事を計画する施工管理に携わる者

【教材形態】

  1. 開発形態：指導員が開発 
  2. セミナーの実施形態：技能・技術習得型 
  3. 教材の種類：市販図書、自作副教材（実習課題）
  4. 補助教材：・市販ビデオ(株)鹿島出版会建築工事ビデオライブ

    5. 　　　　　　「地下工事掘削・山留め・基礎杭」
    　　　　　・自作フロッピーディスク（プレゼンテーション資料）
    　　　　　・ＯＨＰ

【参考文献】

1.メインテキスト 
大屋準三：「図解山留め計画」彰国社（平成４年） 
大屋準三：「図解乗り入れ構台計画」彰国社
2.(社)土質工学会「土と基礎の設計計算演習」

　　（第３回改訂版）P1～P14、P165～P193
3.(社)地盤工学会「根切り・山留めのトラブルとその対策」
4.日刊工業新聞社教育用ビデオテープ「建築基礎入門」
5.(社)日本建築学会「山留め設計施工指針」（平成４年）
6.(社)日本建築学会「山留め設計実例集」（昭和５７年）
7.(社)日本建築学会

　　「期限付き構造物の設計・施工マニュアル・同解説－乗り入れ構台－」（昭和６１年）
8.「建築仮設構造物の構造計算入門」彰国社
9.建築技術増刊「実践建築工事検査Ｉ」建築技術（平成元年）
10.東京労働基準局安全課監修「計画届作成の手引」

　　建設業労働災害防止協会東京支部（平成５年）
 

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