■特徴と効果
討議法では、グループ・メンバー同士の相互作用を通して、各メンバーの持つ知識・経験・長所・持ち味などが互いに刺激しあって、相互啓発の効果を生むことが期待できます。
進め方には配慮が必要です。声の大きいメンバーにグループが引きずられたり、グループの中で主導権争いや不毛の葛藤が生じたり、それをさけるために、おざなりな表面的な討議で終始したり、など、様々な弊害が生じやすいからです。このような弊害が生じないように予防措置を工夫することが、討議法を研修技法として成功させる要点であるといえます。
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