■概要
「フィッシュ・ボウル(金魚鉢)方式」または「ポッポッポ(POPOPO)方式」と呼ばれます。
グループの活動を中心にして研修が展開されているとき、あるグループ(たとえばAグループ)ともう一つのグループ(たとえばBグループ)とがペアを組んで、グループ同士で相互に啓発しながら進行する技法です。 互いに相手グループの活動の様子を観察して、観察の結果など相互にフィードバックすることによって、グループ活動やコミュニケーションの把握能力を高めることをねらいとして行われる技法です。
金魚鉢の中の魚たちと、それを外から眺めている(観察している)人たちとの姿からの連想で、このように名づけられています。
また、POPOPOのPとは、パーティシパント(Participant)、Oはオブザーバー(Observer)の頭文字です。パーティシパント(参加者)とオブザーバー(観察者)とが相互に役割を交代しながら実習が進められていくことから、このように呼ばれています。
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