教材ID |
132 |
教材作成者名 |
佐々木 進 |
教材作成日 |
1994-07-10 |
改訂情報 |
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ジャンル名 |
高度教材 |
分野名 |
機械系 |
業種名 |
機械部品製造業 |
職務名 |
自動化技術 |
職務構成名 |
自動化システム活用 |
区分名 |
教材 |
職業名 |
機械技術者 |
【記入者】
【教材のねらい】
この能力開発セミナーで学習する内容は,機械をシーケンス制御するパソコンプログラムを系統だて,効率的に作成する方法についてである.この制御プログラム作成のアルゴリズムは,基本として,流れ図方式,論理演算方式およびブール代数方式が考えられる.この三方式による制御プログラムの作成法について,リレー接点を並列,直列および直並列接続回路の要素に分け,それぞれの思考法をBASICプログラム例を用いて学習,実験する.
この能力開発セミナーのパソコン制御プログラムの作成過程をつぎの①~⑥に示す.
①目的のシーケンス制御動作
②有接点リレーシーケンス制御回路
③制御プログラムの作成三方式(流れ図,論理演算,ブール代数)
④制御シミュレーション(信号入出力実験装置)
⑤実用機器への適用
⑥制御プログラムの完成
それぞれの概要を上記の項目別に分け述べる.
①目的のシーケンス制御動作は,工作機械等をシーケンス制御するのに必要な目的の制御動作があるとする.②有接点リレーシーケンス制御回路は,①の目的で古くから作成されてある有接点リレー回路,または,制御目的に合致するように新規に作成した有接点リレーシーケンス制御回路を制御プログラム作成の出発点とすることを示す.③制御プログラムの作成は,制御機器となるパソコンに適合する制御プログラムを作成することを示す.作成した制御プログラムが目的の制御動作をするかの確認は
④制御シミュレーションで行う.この制御結果の確認では,作成した信号入力装置および信号出力装置を使用する.シミュレーション段階で制御動作に不適合があれば,上記②または③に戻り解決を計る.⑤実用機器への適用は,三相負荷(誘導電動機等)と電磁開閉器等の実際の機器を動作させ,作成制御プログラムの適否を確認する.制御動作に不都合な問題があれば,上記②または③に戻り解決策を検討する.
このように,①~⑤を繰り返すことで,制御プログラムの作成,確認ができ,⑥制御プログラムの完成となる.特に,③制御プログラムの作成と④制御シミュレーションについて,詳細に学習する.有接点リレーシーケンス制御回路図から,同一の制御動作をする三種類の異なった制御プログラムが作成できる.また,④制御シミュレーションのところは,信号入力装置および信号出力装置の作成内容を制御プログラム開発用資材として,詳細に記述している.
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【内容】
この教材では,パソコンで機械のシーケンス制御を行う場合,このBASICプログラムの効果的開発ができるように記述され,その内容は以下のように構成されている。なお,指導者はシーケンス制御の回路の解説等を補完する必要がある。
1.シーケンス制御パソコンプログラムの効果的作成法と確認法
2.BASIC言語と入力・出力BOXの使用法
3.自動制御応用プログラム
4.三方式の制御プログラム比較
5.制御プログラムのCRT表示例
6.実用機器適用の実際写真
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【作者名】
【教材作成年月日】
【セミナー時間数】
【体系図での位置】
業種名:機械部品製造業等
職 務:自動化技術
職務構成名:自動化システム活用
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【レベル表示】
【セミナー対象者】
【教材形態】
1.開発形態:指導員が開発
2.セミナーの実施形態:技能技術習得型
3.教材の種類:自作テキスト,自作実習教材(信号入出力実験装 置,実用機器適用の制御盤)
4.補助教材:フロッピーディスク(サンプル制御プログラム)
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