教材名 パソコンによる機械システム制御
教材名2
教材ID 135
教材作成者名 吉田 啓孝
教材作成日 1998-04-01
改訂情報 初版
ジャンル名 高度教材
分野名 機械系
業種名 未記入 又は なし
職務名
職務構成名
区分名 教材
職業名 電気技術者
 ■教材情報データシート


【記入者】

吉田啓孝  所属:八幡職業能力開発


【教材のねらい】

 自動化システムを構成する場合、要求されるシステムについて必要な動作特性及び精度、コスト面を考慮した最適なシステムの構成ができること。また、システムを制御する場合の制御機器として、パソコンを使用する場合に、その活用方法について習得する。
 この教材は、各種メカモジュールを使用してメカの機構や特性を学び、最適なアクチュエータとの組み合わせによる動作特性を考えていく。また、実習では各モジュール&アクチュエータごとに、パソコンからの制御方法(プログラミング法)を学び、最終的に自動化システムを構築できる知識を習得する。なお、制御プログラムについては、C言語、BASIC、機械語等、いくつか考えられるが、自動化システムを構成する上においては、どの言語を使用してもさしつかえないが、今回は高度化研修で行ったBASICを制御プログラムとしている。


【内容】

   第1章 自動化ラインの構成 

   メカニズムと自動化システム

   生産システムを構成する要素の動作と特性

   生産システム設計の着眼点

   第2章 BASICによる制御

        プログラムのための基礎知識

        BASIC例題実習

   第3章 実習装置の概要

   パソコンからのインターフェース

   ターミナルI/Oボックス

   各種モジュールの名称と機能

   第4章 各種メカトロニクスシステムの駆動

   偏心クランク、レバースライダ、カム、ゼネバの特徴と駆動方法

   送りネジ、ラックアンドピニオン、コンベア等の前進後退及び位置決め

   ステッピングモータ・サーボモータの特徴と制御方法

   (位置決め・電気原点復帰・等速運動と等加速度運動・パラメータ)

   空気圧を利用したワークのピックアンドプレース

   第5章 システム構築

   自動化システムの構築(総合演習) 



【作者名】

吉田啓孝  所属:八幡職業能力開発促進センター


【教材作成年月日】

平成9年7月10日


【セミナー時間数】

第1章  自動化ラインの構成        3時間

第2章  BASICによる制御       3時間

第3章  実習装置の概要          3時間

第4章  各種メカトロニクスシステムの駆動 9時間

第5章  システム構築           6時間


【体系図での位置】

業種名:電気・電子部品製造業、配電制御システム製造業

職務名:自動化、制御システム

職務構成名:コンピュータ制御技術応用


【レベル表示】

専門Ⅱ


【セミナー対象者】

メカトロニクスシステム構築をしようとする者


【教材形態】

1.開発形態 :高度化研修をもとに指導員が開発

2.セミナーの実施形態:技能・技術習得型+創造開発型

3.テキストの形態 :自作テキスト、市販図書、メカトロ実習装置(新興技術研究所製)

4.補助教材:表示用プロジェクタ・OHP

5.教材開発ツール:パワーポイント97


【参考文献】

1.実践自動化機構図解集     日刊工業新聞社
2.続・実践自動化機構図解集   日刊工業新聞社
3.ACサーボモータパラメータ設定  三菱電機 
4.CIM時代のFAシステム入門   オーム社
5.オリエンタルモータ総合カタログ  オリエンタルモータ

 

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