受講者アンケート

特に無し

講師所見

受講者の受講目的が大きく２つに分かれた．

• 制御理論に基づくシステム開発
• MATLABそのものについての事前調査

であった．したがって，教材の内容もMATLABの基本的機能のみに終始している．

あと，MATLABはその組み込むToolBoxにより，使用できる関数の種類などが大きくことなる．そのため，受講者のシステムとセンターに導入したシステムの違いが問題になる場合がある．一応，セミナー開始前に本セミナーで使用するToolBoxの種類とバージョンを提示した方がよいかもしれない．

指導案改善点

昨年はMATLAB Ver4.2Cでセミナーを展開した．また，本年度も第１回のセミナーは昨年度と同じバージョンで行った．ただし，このセミナーに続く「制御理論［古典制御編］」は，MATLAB Ver5.2で行った．その絡みで，セミナー内容は基本的な操作に終始している．

今回の教材は，最新バージョンの5.3で教材を開発した．しかし，時間的な制約のために，テキストに載せていない機能は割愛している．このversion5.3になって，かなりの変更があり，そのすべてを網羅する内容となると，セミナー対象者の分野が多岐に及ぶため，本センター電気・電子系では，制御工学に的を絞っている．

コース名

実施年月日

定員

受講者数

修了者数

備考

制御シミュレーション

H10.8.19～H10.8.21

10

7

6

旧テキスト（version4.2C対応）および制御理論［古典制御編］を１つのテキストとして使用

H11.1.27～H11.1.30

10

6

6

〃

数値計算ソフト活用［MATLAB活用］

H11.6.7～H10.6.8

10

11

11

旧テキスト使用

H11.9.16～H11.9.17

10

0

0

中止

H11.10.25～H11.10.26

10

5

0

開催予定

評価結果

本教材の問題点として．

1. M-ファイルの課題の充実
2. SimuLinkの課題モデルの充実
3. グラフィックス関係の充実
4. GUI構築のための課題

特記事項

これからの展開に向けて

信号処理分野への展開

現代制御理論分野への展開

Real-Time WorkShopへの展開