教材名 | マイコンによるモーター制御1 |
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教材名2 |
教材ID | 62 |
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教材作成者名 | 松尾 智士 |
教材作成日 | 1997-04-26 |
改訂情報 | |
ジャンル名 | 高度教材 |
分野名 | 電気・電子系 |
業種名 | コンピュータ制御機器製造業 |
職務名 | コンピュータ制御システム |
職務構成名 | コンピュータ制御技術 |
区分名 | 教材 |
職業名 | 電気技術者 |
イ.受講生アンケート及び感想 別紙参照 ロ.講師所見 今回のセミナーは団体様の新人研修対応ということもあり、通常のセミナー受講者が1~4名と少ないのに対し、10名以上の比較的多くの受講者に対しセミナーが行えた。 今回は新人研修の一環ということで、ターゲットになるメカ部を別途機械系セミナーにて製作し、制御部を電気・電子系セミナー(今回のセミナー)で行うという形を取った。また、電気についての学習、およびプログラミングの経験のない受講生が多く、基礎的な内容を重点的にセミナー展開した。 実施してみて感じたのは、上記したように新人研修ということから大学を卒業したばかり学生気分が抜けきっていないと思える受講者が多かったこと、またプログラミングを含め全くの初心者が多かったということからか、理論的な内容が多くなると居眠りをする者が多かった。受講者の関心を引くためには実習を多くしたい気持ちはあるが理論的な内容も重要であるため、実習と理論講義のバランス配分が今後の課題と思われる。 セミナー後半は実習中心となったため受講者も自ら進んでプログラミング等の課題をこなし、質問も多く飛び交うようになった。しかし、上記したように今回のシステムのメカ部は受講者が短期間で作成した事、またそのメカ調整の時間が無かった事もありメカ部の精度及び調整ができていなく。プログラムは正常なのにモーターが回らないというハプニングが生じた。 メカトロニクスという観点から、それを担う技術者がメカ、ハード、ソフト全てを学習するということは非常に重要なことであり、近年では一般的である。しかし、これを短期間で一度に習得するのは非常に困難であり、へたをすると全てが片手間で終わってしまう恐れがある。今回は時間の関係でとくに制御部分はプログラミング及びモーターの基礎部分を重点的展開してきた。メカトロニクスは産業の重要な要素であり、その人材育成は企業の一番望む物のひとつである。故にメカ、ハード、ソフトを中心にセミナーを構築し、他系・他科を通してのセミナー作りを行う事が重要と思われる。 ハ.セミナー改善点 今回使用した教材での注意点及び改善点を、以下のように報告する。 自作教材について ・今回はモーターを回すためのターゲットとして1軸テーブルを受講者が別途セミナーにて作成したが、短期間作成のためか低精度、調整不足のためテーブルが動作しない物が多かった。 メカ調整を含めた時間を多くとってもらうよう機械系セミナーとの連携、打ち合わせをとる。 ・テキスト及び教材の取り扱い説明書を自作したが誤字・脱字及び表現に不適切な部分が多い。テキスト自体は好評だったがさらに見やすいものとしたい。この改善点としてテキストの審査機関を設けられればありがたい。それができなければ、できるだけ多くの方からの意見を聞き参考とする。 市販教材について ・現状はOSを含め比較的古い環境(MD-DOSレベル)でセミナーをおこなっている。 今後、Windows環境に対応したシステムの構築を考えていきたい。 ニ.募集状況及び受講・修了状況
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