時 間 |
訓練項目
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指導内容とポイント
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9:10 |
導入
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挨拶、自己紹介
セミナースケジュールの説明と期間中の諸注意
・受講者名と企業名の確認
・休憩時間、昼食、喫煙場所についての説明
・当セミナーの体系的位置づけと目標、内容の説明
・スケジュールの説明
・受講動機と目的の把握
・テキスト、教材の確認
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9:30 |
ACサーボモータの概要
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サーボシステムの説明
・自動車の運転等、身近な例を取り上げサーボシステムのイメージを描かせる。
自動化機器に利用される各種制御用モータの原理についての説明
・DCモータとDCサーボモータの構造原理を説明し、DCサーボモータの特質を理解させる。
・速度制御と位置制御の違いを分かりやすく簡単に説明する。
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10:30 |
休憩
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10:45 |
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・ACモータ(インダクションモータ)の原理、構造をDCモータと比較しながら説明する。
・AC同期モータの原理、構造をDCモータおよびインダクションモータと比較しながら説明する。
・ACサーボモータの原理、構造を説明し、他のモータと比較しながら制御装置への応用の有効性を理解させる。
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11:30 |
ACサーボモータとドライバ
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ドライバの機能についての説明
・最近の機器は多機能になっているので、その全てを使いこなすのは容易ではない。よって、ここでは通常よく使われる機能にポイントを置き説明する。
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12:00 |
昼休み
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13:00 |
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・機能説明においては専門用語が数多く出てくるので用語の説明も分かり易く説明する。
入出力信号についての説明
入出力回路についての説明
・ドライバの入出力信号および入出力回路は、位置決めユニットとの接続時に重要な事項となる。今回使用するドライバと位置決めユニットはそれぞれメーカが異なるので特にこの点は注意を払わなければいけない。
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14:00 |
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ACサーボモータの動作確認
・ACサーボモータとドライバが正常に動作するか
どうかを試験回路を組み確認させる。
・パルス信号はファンクションジェネレータの出力を使う。
・モータの動きを目視で確認するだけでなくオシロスコープを使い、入力信号及びモータからの出力信号(パルスジェネレータの出力)を観測しながら確認を行わせる。
・モータの暴走等によるトラブルの際の対処を説明すると共に危険操作について注意する。
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14:30 |
休憩
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14:45 |
PLCによる位置決め制御システム
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制御システムの構成についての説明
・システム構成図を示しながら、制御システムの概要を説明し、機器間の接続と信号の流れを理解させる。
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15:15 |
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位置決めユニットの機能と仕様についての説明
・位置決めユニットは多くの機能を備えているが、その中でも重要とされる機能についてのみ説明する。
・機能説明においては専門用語が多数使われるのでその一つ一つを分かり易く説明する。
・位置決めユニットの仕様がドライバの仕様と完全には一致いていないことを確認させ、その対処方法を説明する。
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16:00 |
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メモリの構成についての説明
・位置決めユニットが3つのメモリで構成されていることと、それぞれのメモリの特徴、役割を明確に理解させる。
・上記の事項が理解できておかないと、後のプログラミング作業においてミスを引き起こしてしまうこと、またトラブルシューティングにおいても大いに影響することを強調する。
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16:30 |
1日目終了
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